年間を通して休むことなく働くものは世に溢れていますが、照明(外灯)もそれに該当します。
今回の御依頼は・・・
「ある日ふと見上げると看板灯が点いていないから直して欲しい」との事でした。
まず、現状把握のため現地にて確認してみると、看板灯の漏電遮断機が切れていました。
回路の確認をしたところ、負荷から漏電を検知しました。
(今回は経年劣化した水銀灯安定器より漏電していました。)
そこで御客様に二つの提案をしました。
①原因となった安定器を交換する/切り離して漏電を止める(改修工事)
②安定器を撤去し、灯具を減数しLEDにする(更新工事)
御客様は②を選択されましたので更新工事となります。
安定器を全て撤去して6台あった器具を4台へと減数し、既設灯具を流用してLED化としました。
※今回は予算の兼ね合いから既設流用としましたが、
弊社では経年劣化の観点から灯具交換を推奨しております。
同一回路の場合は1台のトラブルで6台全てが点灯しなくなります。
1台を直したところで他5台も同等の状態=いつ壊れてもおかしくないと言うことになります。
(今回の場合、設置から20年程経過しておりました)
「もったいない」
と思うことも多々ありますが、高所作業車が必要な高い所などは
都度修理よりは思い切った更新工事の方が結果的に安く上がる場合もあります。
電気でお困りの際はお気軽にお問い合わせ下さい。